消防・防災マガジン
アルコール消毒の罠?!正しい使い方で安全に!
東京・北関東を中心に、消防設備の点検・工事を行っております、一電機㈱です!
10月ももう後半に差し掛かり、空気の冷たい日が増えてきました。
乾燥した空気による火災が増えてくる季節でもありますので、皆様火の元にはより一層ご注意ください。
さて、先日消防署ニュースでこのようなものを発見して恐怖しました…。
それは…「消毒用アルコールにご注意!」というもの。
今年に入り猛威をふるい続けている新型コロナウイルスですが、感染拡大を予防するために一役買っているモノがありますね。
それは、消毒用のアルコールです。
霧状のもの、ジェル状のものなど液体にも様々なタイプがありますが、消毒用アルコールにも正しい使い方があります。
それは、「アルコールを手などに付けた後、完全に乾かすこと」です。
消防署ニュースによると、アルコールが完全に乾ききっていない状態で火の元に近づくと、
アルコールに引火し、火災になったという事例があるそうです!!
YouTubeなどに、手に引火する様子を実験している動画も載っています。
(実験では防火素材の手袋を装着しています)
飲食店の方や、お家で家事をする際も大変危険なので、ご注意くださいね!
上記からわかるように、アルコールは【火気厳禁】!
これからの季節、ストーブなどを使用するかと思います。
ストーブや火の近くには置かないようにしましょう!!
聞いた話によると、消毒用アルコールは塗布した後乾くときに殺菌しているとのこと…。
つけてすぐに消毒されているわけではないみたいですね!
皆様、消毒用アルコールはしっかり乾かしてから、火の元には近づきましょう!
万が一、火事になってしまった際に使用できる、消火器具の設置などもご相談受け付けております。
家庭用消火器、業務用消火器など、設置や管理に関して疑問点があればご連絡くださいませ!
本社スタッフ:橋本