一電機株式会社

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消防・防災マガジン

写真:消防・防災マガジン

抜け出したい!自火報誤作動の闇

東京、北関東を中心に消防設備の点検・工事を行っております、一電機㈱です!

私たちの会社は拠点が関東になるのですが、東京都はもちろん、全国的にコロナの感染が拡大していますね。

東京都では昨日も新たな感染者が過去最多の人数を上回るというスピード…。

実は最近私の友人が濃厚接触者になり、PCRを受けたという話も聞き(その子は陰性でした♪)、

どんどんコロナが近づいてきているような、逃げ場がなくなってきているような、そんな感覚を覚えます…。

以前からいわれている、アルコール消毒や、手洗いうがい、ソーシャルディスタンスの確保はもちろんのことながら、

ウイルスは乾燥した空気が大好きですから、加湿やお水をたくさん飲んだり、

免疫力を高めるためにしっかりバランスの良い食事をとるなど、

再度自分たちの生活を見直さなければいけない時期になりました。

今年の汚れは今年のうちにと言いますが、来年は少しでもコロナ回避の兆しが見えてくればと思います。

さて、本日は、以前にも何回かブログは書いていますが、自動火災報知設備の誤作動が起きた場合について少しお話したいと思います。

まず、非火災報が起きた場合は、受信機という大元の機械の前に向かってください。

この機械は、消防隊員の方が来た際にも操作が行える場所に設置する必要があるので、

大規模な建物であればの防災センターや、共同住宅ですと管理人室やエントランスなど、

人が常にいる場所に設置する義務があります。

例えば、住宅やマンションの一部に店舗を構えている方は、共同住宅部分に受信機が設置されていることが多いです。

ベルが鳴りだした場合は、共用住宅部分に行っていただいて操作していただく必要があります。

しかし、店舗の方が緊急事態にお店を開けることは無理な話…。

一人でお店番をしていることもあるかと思います。

その場合は、管理会社様やオーナー様など、設備のことがわかる人に直ちに連絡しましょう!

この時、絶対にやってはいけないことを一つお教えいたします……。

「壁についてる丸くて赤い機械のボタンを押してはいけません!!」

↑これです。

こんな機械についていることが多いです。

発信機と言われる壁にくっついている「強く押す」のボタン。

赤いポッコリとした電気が付いている表示灯。

大きな音が鳴り響くベル(地区音響装置)。

この3つが一緒になっている総合盤と言われる機械の赤い押しボタンを押してしまうと、

さらに復旧までに時間がかかってしまうので、非火災報の場合は絶対に押さないでください!

それでは、一歩進んで大元の機械である受信機に到着したとします。

 ①機械の正面に立っていただくと、小さいランプが点灯している部分がどこかしらにあるはずです。

  その番号を控えるか、覚えておいてください。

  この番号がわかれば、またこのような誤作動が起きないように対策をすることができます。

 ②そして、受信機の音を止めるには、

  ①音響停止(主音響停止)

  ②地区音響停止(一時停止) というボタンを順番に押してください。

 

この操作をすることで、一時的に音を止めることができます。

再鳴動機能が付いている昨今の受信機は、

5分間音が止まった後、もう一度なり始めるように作られています。

 ③最初に見てもらった小さく点灯しているランプが、

  今回誤作動している範囲になります。

  基本的に、1階、2階という風に分けられていることが多いかと思います。

 ④その番号の場所に行き、該当の感知器を探します。

ちなみに、先ほどの赤いボタンが押されている場合もあります。

その時は、受信機上で発信機が押されていることを知らせているはずです!

 ⑤もし、感知器の場合、その該当感知器を取り外していただき、発信機が押されていた場合は、該当の発信機を押し戻してください。

  そして、受信機上にある復旧ボタンを押すと元に戻るはずです。

感知器が高所にある場合や、どうしても見つからない場合は、絶対無理をせず、

建物の管理をしている会社様、オーナー様、点検業者に連絡をしましょう!

最終的には私たちのような消防設備業者などのプロの消防設備士に任せましょう。

また、自動火災報知機の誤作動の原因は、季節的なもの、

設置場所などの環境、機器の不良などなど挙げ始めたらきりがないほどにあります!

原因究明ができない場合もありますが、設備士は最善を尽くしておりますので、何卒良しなに……。

もし、機器の不具合があった場合は、すぐに改修工事を行いましょう!

一電機でも御見積・現場調査は無料で行っておりますので、ご用の方はお問い合わせくださいませ!

夏にも非火災報が多い時期ですというブログを載せたかと思いますが、

冬は非火災報が起きませんという意味ではありません。

むしろ、感知器によっては、温度差で作動するものもあります。

その感知器は、冷え切った部屋で暖房をガンガンにかけたら発報した!!

という事例が多数ありますので、冬でも気を付けて、

落ち着いた年末年始を迎えましょう!

本社スタッフ:橋本

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