消防・防災マガジン
消防設備点検の内容について Part.2
東京・北関東を中心に消防設備の点検・工事を行っております、一電機株式会社です。
今年は、悲しいニュースが続いているように思いますが、もうすぐ暑い夏がやってきますね!
皆様、夏といえば何が思いつきますか?花火、海、かき氷……
私は真っ先にウナギが思いついてしまいました…おなかが空いていることが丸わかりですね(;・∀・)
暑い夏やまだまだ不安の残る感染症に負けないように、しっかりとした食事をとって、健康に過ごしたいですね。
ちなみに、今年の土用の丑の日は7月21日と8月2日だそうです♪
そんなことはさておき、前回に引き続き、消防設備点検の内容について書いていきたいと思います!
今回は、「避難器具」の点検内容と、「誘導灯」の点検内容について書いていきます!
避難器具は防火対象物であれば2階以上の建物には設置されている器具で、その名の通り避難をするときに使用します。
避難器具の点検では、周囲の状況と、器具の状態を主に点検します。
・設置後の模様替えなどで設置場所が変わり、使用する際に接近することができない場所になっていないか
・設置場所付近に物があり、使用が困難になっていないか
・操作に支障となるものが置かれていないか
・開口部のあるものに関して、開口部に使用の妨げとなるような物が置かれていないか
・降下空間が器具に応じた大きさになっており、看板や樹木などが障害となっていないか。
・避難空地は器具に応じた大きさになっており、空地に障害物がないか
・避難空地から避難上有効な通路で広場、道路等に通じているか
・本体器具はサビ、損傷等がないか
・標識に激しい汚れや損傷がないか
などなど・・・ 以上が避難器具の大まかな消防設備点検内容になります。
半年に1回の機器点検で上記の項目の点検を行います。(設置器具によって項目が増えることがあります)
避難器具はいかに速やかに使用することができるかが生死の境目になる消防設備です。
なので点検内容も、本体に異常が見られないかはもちろん、使用上邪魔になるもの(例:室外機、植木など)がないかを確認していきます。
避難経路に通行の妨げになる物についても懸案事項としてお話しする場合があります。
さて、次は誘導灯の消防設備点検の内容についてです!
誘導灯は避難器具と同じ避難設備のくくりになる設備です。
・防火対象物の用途、設置場所により、適正な種類の誘導灯が設置されているか
・方向を示す誘導灯の場合は、矢印の向きがあっているか
・誘導灯の周囲に間仕切りやロッカーがあり、視認障害となっていないか
・変形、損傷、変色等がないか
・非常電源に切り替えることができ、常用電源に戻したとき自動で切り替わるか
・不点灯、ちらつきなどがないか
・誘導標識の場合、本体に変形、損傷、著しい汚れ、はく離などがないか
・識別に十分な採光または照明があるか
などが挙げられます!
上記が誘導灯の機器点検の容量になっていて、総合点検では配線の点検を追加して行います。
これらの点検を行い、報告書の作成を行い、半年に1回の点検が完了します。
さらに年数ごとに消防署への報告もあります。
消防設備点検は、必ず行わなくてはいけません。ですが、建物のオーナー様一人ではお知らせ配布や日程調整は重労働…
そこで、一電機のような消防設備業者にご相談してくだされば、点検予定の管理や、設備の状態の管理、点検時に見つかった不良箇所の改修工事まで一貫して行うことができます!
安心安全にお過ごしいただけるように対応させていただきますので、ぜひお問い合わせください♪
本社スタッフ 橋本