消防・防災マガジン
有床診療所等スプリンクラー設備等施設整備事業について
群馬県邑楽郡大泉町にあります一電機株式会社 北関東営業所 営業部、総務部、経理部、広報部、そしてゴルフ部の村田ふみです。
所属している部が多々あり、とても充実している毎日を送っております。
さて、表題の『有床診療所等スプリンクラー設備等施設整備事業』についてご紹介させていただきます。
令和3年度スプリンクラー設備等施設整備事業の意向調査が各都道府県で始まりました。
*茨城県は2020年8月7日が締め切り。群馬県はこれから始まる予定。
弊社では、パッケージ型自動消火設備の設計施工を得意としております!
そして、診療営業を続けながら施工ができます!
【補助対象事業】
(1)スプリンクラーの整備(パッケージ型自動消火設備含む)
(2)自動火災報知設備の整備
※以下のア~ウのすべてを満たす場合のみ補助対象となります。
ア 延べ面積が300平方メートル未満であること。
イ 現に住宅用防災警報器(連動型)が設置されていること。
ウ 現に設置されている住宅用防災警報器は、交換期限(自動試験機能付きのものについては、
機能の異常が表示されるまでの期間と製造年から10年間のいずれか短い期間とする)を超えて
いないものであること。
【補助額】
(1)スプリンクラーの整備
当該施設(棟)の対象面積に次に掲げる基準単価を乗じた額とし、消化ポンプユニットを整備する
場合は、(1)、(2)に限り1施設当たり2,019千円を加算します。
(1)通常型スプリンクラー 対象面積(平方メートル)×19,900円
(2)水道連結型スプリンクラー 対象面積(平方メートル)×19,200円
(3)パッケージ型自動消火設備 対象面積(平方メートル)×23,200円
(4)消防法施行令第32条適用設備 対象面積(平方メートル)×22,600円
※なお、令和2年度より補助率(1月2日)、基準額が改正されていますのでご注意ください。
(2)自動火災報知設備の整備 1施設あたり 1,050,000円
【消防法改正の経緯】
大きな火災や人的被害があると、消防法は改正されることが多く、
今回は、広島県福山市のホテル火災(平成24年5月)長崎市の認知症高齢者グループホーム火災(平成25年2月)
福岡市の有床診療所(整形外科)(平成25年10月)の火災などを要因に、
有床診療所等にスプリンクラー設備を設置しなければならない*1ということになりました。
*1法改正にあたるのは、特定診療科目を有する4床以上の患者を入院させるための施設が対象。
※その他見守り体制があるなどの要件によって、設置する義務がない場合がありますが、
今後、人手不足による見守り体制が順守できない事を見越し、設置を望む施設もございます。
【消防法改正による消防用設備等の設置基準の強化】
6項イが細分化されました。
【補助金申請の流れ】
各都道府県で提出する書類や時期に多少違いがあります。
・令和3年度予算 群馬県の申請の流れ
令和2年 8月~10月頃 意向調査提出
令和3年 3月~ 4月頃 本申請
令和3年 9月~10月頃 内示
令和4年 3月末までに 完了報告
令和4年 5月中旬頃 補助金交付
*例年の予定を元に予定を見ております。
*補助金は申請すれば必ず交付されるものではありません。採択によって交付されます。
この補助金は、設置経過措置の2025年6月30日まではありません。
スプリンクラー設備又はパッケージ型自動消火設備を設置予定の施設の方は、
意向調査提出~完了報告までの期間を考慮すると、令和3年度以降、スプリンクラー補助金がまだ
残っていれば2023年までがラストチャンスかもしれません。
そして、駆け込み申請も始まっております。
*補助金事業はいつなくなるかわかりません。
申請書類の準備等、設計、施工、所轄消防との相談、すべて弊社で行っております。
まだ申請されていない施設の方、設置義務ではないが、安全安心の為、自動で消火してくれる設備を設置したいとお考えの方
ぜひご相談ください。
北関東営業所 フリーダイヤル:0120-8686-42 補助金申請担当:村田ふみ までご連絡ください。
主な営業エリアは、群馬県、埼玉県、栃木県、茨城県、新潟県、千葉県、神奈川県、東京都、山梨県、静岡県、福島県、高知県など
日本全国承ります。
北関東営業所スタッフ 村田ふみ