消防・防災マガジン
火災報知機に落雷?!
皆様こんにちは。
東京・群馬を中心に消防設備の設計、施工、メンテナンスを行っている
一電機㈱北関東営業所の小林邦行です。
夕方になると雲行きが怪しくなり・・・
突然の雷雨と落雷・・・
実は「雷」は火災報知設備にも被害を及ぼすことがあります。
今回は「自動火災報知設備の落雷被害」について書きます。
日本では7月~9月にかけて雷が多く発生しますね。
落雷によって発生する高い電圧が原因で火災報知設備の機器に甚大な影響が
及ぶ事があります。
よくある症状は感知器の故障です。
落雷とともに火災信号を発信した状態になってしまいます。
私の経験上で一番の被害は受信盤本体(親機本体)が機能しなくなる状態でした。
監視システムとしてはまさに致命的と言えます。
さて、雷対策として建物内の設備を守る写真のような部品も存在します。
この部品は火災報知設備の配線に直接繋ぎこみ落雷対策に効果を発揮します。
落雷被害にお悩みの方がいらっしゃいましたら
ご検討してみてはいかがでしょうか。
以上落雷対策品のご紹介でした。
(※ご紹介している落雷対策ですが落雷の被害を100%防ぐ品物ではありません。
ですが、効果は大きいと思います!)