消防・防災マガジン
消防設備点検で不具合があったとき
東京・北関東を中心に消防設備の点検、工事を行っております、一電機株式会社です。
最近、私が住んでいるマンションで半年に1回の消防用設備の保守点検がありました。
5階建てのマンションで、消火器具や非常警報設備は問題なかったのですが、3階の一番端の部屋のベランダに設置してある避難ハッチの上蓋が防水コーキングのため開かないという指摘がありました。
過去に、大規模修繕工事を行った際の防水コーキングがうまく処理されていなかったものと思われます。
また、各階のハッチが老朽化しているため交換を勧められました。
建てられてから30年は経っているマンションなので避難ハッチも古くなっているようです。
マンションのベランダの避難ハッチは、火災が発生したとき玄関から出られない場合に避難するための設備です。
これが開かないと逃げ場がなくなるわけですから早急な修理が求められます。
半年ごとの定期的な点検を行っていると、消防設備の故障や不備・対応年数切れなどにすぐ気づくことができます。
いざというときに設備が使える状態になかった、となると大きな人災になりかねません。
もし、設備に不備が出てしまった建物の管理者の方は、点検業者や設備業者にて早急に改修工事を行いましょう!
一電機でも設備の改修工事の御見積作成等のご相談承っておりますので、ご連絡ください。
本社スタッフ:石ヶ谷