消防・防災マガジン
引っ越し先の絶対譲れない条件 #とは
東京、北関東を中心に消防設備の点検・工事を行っております、一電機㈱です。
東京の本社で点検業務に入っている建物の中でも半数を占めているのは、アパートやマンションなどの共同住宅の点検です。
共同住宅に、1人暮らしの方もご家族でお住いの方も、いらっしゃるかと思います。
今回はそんな共同住宅のお話です。
[※今回はお役立ち情報回ではありません。橋本個人の経験談です。]
さて、実は本社スタッフ・橋本、今年の7月に引っ越しをしました。
ですが引っ越しして半年……もう引越ししたい!!!
なんでや、と思うでしょう。これからその理由を書いていきます。
まず、引っ越し前は家賃は高いけどRC造で、自動火災報知設備に、各階ハッチ型の避難器具、
点検も半年ごとにきっちりと行っている築20年くらいのマンションに住んでいました。
そして7月に引っ越したのは、The アパート!という木造の2階建てで築20年ちょっと。
消防設備は、住宅用火災警報器に、消火器、避難ロープと変化しました。
新しいアパートも消防設備の点では基準をしっかり満たしており大丈夫だろうと思いますが、まさか消防設備でない点で悩まされております…😢
それは、まさかの水道関係…!!(入居して半年の間に2回トラブりました)
水道管に使用されている水道管の材質が現在の規定と異なっているようで、管が詰まりやすいとのこと…。
定期的に点検をしてもらい、清掃をしてもらうしか手立てはなく、
その他にも水のトラブルになりえる要因がちらほらあるようです。
これから内見や引っ越しをする方は、水回りなど建物の状態についても不動産屋さんに聞くことをおススメします!!!
自分の部屋で1回目のトラブルが起きたときに、不動産の担当者様に連絡をしたら「前の入居者さんの時もトラブルがあった」と……早く言ってよ~~となりました。
私的に水回りの充実度はかなり重要!ということで再度引っ越しを考えることになりました。
皆様にとって、住む部屋の絶対条件はいったい何なのでしょう?🤔
アパートの状態や利便性はもちろん、賃料や間取りもかなり気になる所かと思います。
橋本は一応女なので「セキュリティ」や「水回り」はかなり譲れない条件…。
ついでに消防設備士的視点からいうと消防設備の管理や何がどこに設置されているかも見るようになりました。
内見に行った時も、間取りを見つつ消防設備を見ていました。(これを職業病と言います)
引っ越し先を探すときに消防設備を念頭に置いて見る人はかなり少ないかなと思います。
私もこの仕事についていなければ消火器の場所や点検についてもわからなかったのでやはり消防設備などに関わる機会がないと、興味関心を持つこともそうそうないですよね。
ですが、消防設備業の我々としては、ご自身の身の安全のためにも消防設備もチラッと見ていただけると安心なのではないかなと思います♪
例えば単身の方ですと、「消火器の場所、避難器具の場所、住警器か自火報の有無」などを見るといいと思います!
ご家族がいる方は、上記の3点に加えて、「家族を守りながら避難ができるか」まで考えられるといいかと思います。
9月1日の記事でも書いた、防災の日などに自宅で避難訓練を行うのもいいですね♪
自分の命、家族の命、財産などを守るためにも消防設備の場所だけでも確認しましょう!
人によって住むお部屋の絶対条件は違っているかと思います。
今回の私の経験談が、誰かの役に立てばと思います…。
次回からはまた消防設備についてのことを書きますので、お楽しみに!!
本社スタッフ:橋本