消防・防災マガジン
使い方を誤らないで!!消火器の持ち方
東京・北関東を中心に消防設備の点検・工事を行っております、一電機㈱です!
一昨日の話にはなるかと思いますが、新成人の皆様おめでとうございます!
私ももう成人式をしたのが6年前……(遠い目)
あっという間に20歳は過ぎ去ってしまいますので、今この時を思う存分楽しんでいただきたいです!
さて、今回は成人には全く関係がないのですが、消防設備に対してやってはいけないことがあるってご存じですか??
このように書くと仰々しいのですが、私たち消防設備士が点検に伺ったときに時々思うことがあります。
それは…
☆消火器の持つ場所に注意!
皆様、消火器の持つ場所ってご存じでしょうか?
上のくちばしみたいになっているところが正しい持つ場所で、さらに上にある黄色い丸は持ってはいけません。
黄色い丸は、安全栓と言われるピンになっており、ただ刺さっているだけなので簡単に抜けてしまいます。
もし安全栓を持って、消火器を持ち上げたらいつ抜けるかわからないので危険ですし、
そのあともしっかり自分で元の状態に戻していただく必要があります。
安全栓の役割というのが、くちばしみたいになっているレバーを固定ているものです。
消火器を誤って握ってしまった!という場合などでも誤噴射が起こらないという大切な部分です。
これが抜けたままにしていて、不用意に触ってしまったりして、誤射してしまうとパニック間違いなしですよね…。
点検の際、この安全栓が抜けていないかを見るのですが、たまーに抜けています。
正しく刺さっていなかったり、紛失している場合もあります。
意外と皆様無意識に安全栓を持ってしまうようです🤔
この記事を読んでいる方は、消火器は正しく持って、安全に使用しましょう!