消防・防災マガジン
これって、火災報知器?ーそんな疑問にお答えします!
東京、北関東を中心に消防設備の点検・工事を行っております、一電機㈱です!
私たちがアパートの点検をしている時、入居者様から「これは水が出るやつ?」「これは煙で動くの?」「音は鳴らないの?」等聞かれることがあります。
そこで、今回はこれらの感知器のご紹介をしていこうと思います!
実は家についているものが自動火災報知設備の感知器ではなく、住宅用火災警報器だった!ということもあるかもしれません。
リビングについている感知器でも、自動火災報知設備と住宅用火災警報器では、感知するものが違います。
自動火災報知設備がリビングなどのお部屋についている場合は、熱を感知する機械が付いていることが多いです。(熱感知器と言います)
住宅用火災警報器が付いている場合は煙を感知する機械が付いていることが多いです。
お部屋で煙の出るもの(例:スプレーの直接噴射、お線香や花火etc)を使用して感知器が鳴りだした!という場合は、住宅用火災警報器が付いている可能性が高いといえます。
身近な感知器が何の種類なのか知っていると、誤作動の対策にもなります!
まずは、自動火災報知設備の熱感知器、煙感知器です。
自動火災報知設備が火災を感知すると、外の共用部にある総合盤や受信機などからも大きなベルの音が鳴り始め、周囲の人にも火災を知らせます。
次に住宅用火災警報器の熱感知器、煙感知器です。
こう見ると形が違うことがわかりますね!
住宅用火災警報器は感知器そのものから音が鳴り、火災を知らせます。
最後におまけとして・・・
スプリンクラーの水が出てくるヘッドです。
見た目は自火報の感知器に似ていますが、大きさが異なります。
こちらは非常照明です。
これは感知器ではなく、ライトです。
停電時に内部の非常電源により光り、避難経路を示してくれる頼れるやつです!
非常照明に感知する機能や、水が出る機能はありませんのでご安心を♪
一電機では、古くなった感知器の交換や、故障した機器の改修工事など承っております。
感知器のことでわからないことがあればご連絡ください♪
(※写真は一例です。メーカーによって形等は異なります)
本社スタッフ:橋本