一電機株式会社

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消防・防災マガジン

写真:消防・防災マガジン

【リフォーム会社様も必見!!】作業の前に消防設備の確認を!!

東京、北関東を中心に消防設備の点検・工事を行っております、一電機㈱です!

桜も青々とした緑の葉が萌ゆる季節となったころ、またも消防設備業としては悲しい事故が起きてしまいました。

全国的なニュースになっておりますので、ご存じの方も多いかと思いますが、昨年の神奈川県・名古屋市・港区に引き続き、

東京の本社からほど近い下落合での地下駐車場で、再度事故が起きてしまいました。

これまでの事故にあわれてしまった方々には、ご冥福をお祈り申し上げます。

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そして今回は、過去の事例と今回の事故を簡単に比較し、当社のベテラン作業員にちょっとした事例をインタビューしてみました。

これまで過去に多かった事例は、点検中の事故だったように思います。

名古屋市と港区での作業は消防設備点検と保守点検でした。

しかし、今回は雨漏りによる天井の補修業者様が被害にあわれています。

消防のプロである人ですら、誤差動させてしまえば命を奪われる設備である不活性ガス消火設備…。

それを設備の知識がない人が操作・接触してしまうことの危険性は言わずもがなかと思います。

必ず、どのような設備が他に設置されていて、何に注意をして作業を行わなければいけないかを確認し、役割分担、情報共有を行う必要性があります。

そして、それは消防設備業者やその他の設備業者だけでなく、リフォーム業者様や建築業者様にも言えることです。

そこで、工場やテナントビル、新築既設問わずのアパート等の作業に入る一電機の作業員にびっくりした工事を聞いてみました!

≪事例1≫

 リフォームが入った建物にて、ボード(壁)の中に総合盤が埋まっていた!!

 これは一度ボードを剥がすことになり、費用もかかってしますかと……。

 どうしてこうなった、感が否めませんが、おそらく消防設備であるということを知らなかったのでしょう…。

≪事例2≫

 とある既設の物件で改修工事をしようと現場に訪れてみると、受信機が遥か上部に!!

 おそらくリフォームしているうちに、受信機の場所が邪魔だったのでしょう…。

 受信機の場所を勝手に移動してしまっていました。

 受信機は設置するにあたって高さなどが決まっています。

 一度消防設備士に相談してほしかったな、という事例です…。

≪事例3≫

 とある工場で直前にリフォームを行った部屋の消防設備点検(自火報)をしようと訪れた際、感知器が1個も無い!!という事態が発生。

 捜索した結果、リフォームの際に感知器を天井の中に放り込んでしまったよう…。

 これも感知器がどのような働きを持っているかわかっていなかった結果の事例かと思います。

私がリサーチした結果この辺りが、消防設備士でも「えーー!?」となる事例でした。

その他にも、リフォーム作業の為に感知器や受信機を触って鳴らしてしまった、や、

天井を付けるときに配線を切ってしまう、清掃業者の方が受信機を洗浄してしまう、等々…。

当社にHELP!の電話がかかってくることもあります。

基本的に緊急の場合、可能な限りご協力させていただきます。

また、工事に入る前に一度、どのような消防設備があるのか、この消防設備を動かしていいのか、等、現場調査の際などのチェック項目に入れていただけると、幸いです。

リフォーム業者様、建設業者様でもしわからないことがあれば、お問い合わせお待ちしております。

最大限ご協力させていただきます!!

このような事故が連続してしまっていることに、私たち一電機の社員も心痛めております。


今後、このような悲しい事故が起こらない為にも、より一層の作業手順の確認等に努めて参ります。

本社スタッフ:橋本

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